1. 3月の新設住宅着工、前年比0.2%増 市場予想は2.6%減
国土交通省が4月28日発表した3月の建築着工統計調査によると、新設住宅着工戸数は前年同月比0.2%増の7万5,887戸となり、2カ月ぶりに増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.6%減だった。
うち持ち家は3.6%減の2万1,468戸で、減少は2カ月ぶり。貸家は11.0%増の3万3,937戸で、増加は17カ月連続。分譲は10.8%減の1万9,727戸で、2カ月連続で減少した。
併せて発表した2016年度の新設住宅着工戸数は前年に比べて5.8%増の97万4,137戸だった。前年度を上回るのは2年連続。