1. 8月の住宅着工2.5%増 アパート好調で貸家は9.9%増
国土交通省が9月30日発表した8月の新設住宅着工戸数は、前年同月比2.5%増の8万2,242戸だった。プラスは2カ月連続。相続税の課税強化を背景にアパート建設が好調で、貸家は9.9%増の3万6,784戸となった。新設着工の年率換算値(季節調整済み)は前月比4.9%減の95万6千戸と、4カ月ぶりに100万戸を下回った。
種類別では持ち家が4.3%増、大規模マンションの供給が少なかった分譲住宅は12.7%減。地域別の総戸数は首都圏が0.6%減、中部圏が12.7%増、近畿圏が7.3%減だった。