1. 12月の新設住宅着工、前年比1.3%減 2カ月ぶり減 市場予想は0.5%増
国土交通省が1月29日発表した2015年12月の建築着工統計調査報告によると、新設住宅着工戸数は前年同月比1.3%減の7万5,452戸と、2カ月ぶりに減少した。QUICKが発表前にまとめた市場予想の中央値は0.5%増だった。
うち持ち家は5.4%減の2万2,440戸で8カ月ぶりの減少、貸家は3.9%増の3万3,735戸で2カ月連続で増加。分譲は3.5%減の1万8,920戸と、2カ月ぶりに減少した。
併せて発表した15年通年の新設住宅着工戸数は前の年から1.9%増の90万9,299戸と、2年ぶりに増加。消費増税前の駆け込み需要の反動で大幅に減少した14年から回復した。