1. 住宅着工戸数、5カ月連続プラス 持ち家、分譲住宅が好調
国土交通省が8月31日発表した7月の新設住宅着工戸数は前年同月比9.9%増の7万7,182戸となり、5カ月連続でプラスだった。新型コロナウイルス感染症流行による在宅時間の増加で新たな住まいの需要が高まり、持ち家や分譲住宅が好調だった。
内訳は、持ち家が14.8%増の2万6,071戸で9カ月連続の増加。分譲住宅は11.0%増の2万1,480戸と、2カ月ぶりに増えた。このうちマンションは9.2%増、一戸建て住宅は13.1%増だった。貸家は5.5%増の2万9,230戸で、5カ月連続のプラスとなった。
国交省の担当者は「新型コロナの感染拡大で先行きは不透明だ」と話した。